新 人間革命 第14巻 172p
「私は、これからも、書きまくっていきます。連載小説だけでなく、゛各からの原稿依頼もかなりの数になります。三九度近い熱が続いて時もありました。しかし、ここでやめるわけにはいかない❗️゛書かずしてなるものか❗️゛との一念で、ペンをとり続けましたそして、そいうう時こそ、たくさんの読者から、感銘を受けたとの、大反響がありました。『文は人なり』といわれますが、それは、『文は生命』であり、『文は魂』でありまた、『文は境涯』であるということです。文には、生命がすべて、投影されます。したがって、苦労して、苦労して、苦労し抜いて、迸る時情熱で、炎のように燃え上がる生命でつづった文は、人々の心を打つんです。話をする場合も同じです。必死さ、真剣さが、その魂の叫びが、情熱の訴えが、人の心を揺さぶるんです。大事なことは、民衆の心をつかむことです」
2022*7*7
第1巻の148p
君たち、今日のことをどう思う。法華経のために牢屋にぶち込まれて、まる二年間、死ぬ苦しみで戦った、その功徳なんだよ。才能だけのものではないんだよ。功徳なんだ。才能だけのものではないんだよ。功徳なんだ。御本尊様は、ご存じなんだよ。実に、すごい御本尊様なんだ。
2022、7、7
第1巻 142p
上大崎にある日本正学館の事務所は、ささやかではあったが、別世界のように明るく活気を呈していた。戸田が現れると、なんともいえない安心感が、事務所の人々の顔に表れた。外は嵐である。だが、狭い事務所にある間は、彼らは吹きすさぶ風雨を忘れていた。家庭や街頭などより、どこよりも楽しい、居心地によい職場であった。
2022、7、7
新・人間革命 第2巻 錬磨163p
六年前、この防波堤をあるきながら、かれは戸田の伝記ともいうべき、続『人間革命』の執筆を決意したのである。できることなら、たった一人で厚田を訪れ、海を眺められながら恩師をしのびたいと思ったが、今の彼にはそれさえも許されなかった。
「伸一君、僕は日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は世界の広宣流布の道を開くんだ・・・・・」
「先生! 東洋広布」は伸一が致します!世界の広宣流布の金の橋を、必ず架けます!」これがこの時、厚田を訪れたのも、戸田の故郷のこの海に立って、その報告をしたかったからである。
2021/05/02 9:48
人間革命 第1巻 再建 80p
戸田は。、十九歳の冬に初めて上京し、終生の師となる牧口常三郎に会った。
2021/02/19 17:38
新・人間革命 第2巻 錬磨146P
時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からず事。昭和18年六月、法主立ち会いのもとに「学会も一応、神札を受けるようにしてはどうか」と言い出したのである。しかし、牧口は「神札を受けるようにしてはどうか」との、宗門の要請を決然と拒否したのである。「時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からず事」との遺かい置文の御精神のうえから、彼は「神札は絶対に受けません」と答えたのだ。
牧口は、戸田に語っている。「私が嘆くのは、一宗が滅びることではない、一国がみすみす亡び去ることだ。宗祖大聖人の悲しみを、私はひたすら恐れるのだ。今こそ、国家諫暁の時ではないか。いったい、何を恐れているのだろう」
ところが、軍部政府をひたすら恐れる法主には、国家諫暁など思いもよらなかったにちがいない。そして、その直後七月六日、牧口、戸田をはじめとするっかいの幹部が、次々と逮捕されていったのである。大法難が学会を襲ったのだ。牧口の一門が逮捕されると、宗門は、慌てて学会を信徒から除名し、登山禁止とした。関わりを恐れてのことである。
まさに「貫首」自らの手で、正法正義はねじ曲げられ、大白法は滅せんとしたのだ。だが正法護持の勇者・創価学会によって、大聖人の信心の血脈が保たれたのである。
山本伸一は、「貫首」でありながら正法に背き、我見の邪説を立てる人間が出ることを既に日興上人が予見されていたと思うと深い感慨にとらわれた。未来もまた同じ事態が起こるかも知れないことを憂慮した。しかし、この日の講義では多くは語らなかった。
2021/02/19 17:31
新・人間革命 第2巻 錬磨143P
山本伸一の声に、一段と力がこもった。「戸田先生は、敗戦の焼け野原い立たれると、だだ一人、広宣流布を決意された。その胸には、地涌の菩薩の使命の火が、赤々と燃えていたのであります。
そして、七十五万世帯の大願を立てれれ、会長就任後、七年を待たずして、それが成就された。これによって、広宣流布は初めて現実のものとなった。大聖人以来七百年、未聞の広宣流布の扉が、戸田先生の手によって、学会によって開かれたのです。
日興上人のこの御遺誡を現実に実践してきたのは、創価学会だけではありませんか!
2021.2.19
新・人間革命 第2巻 錬磨137P
戸田は命の尽きる間際まで、広宣流布の精神を、直弟子の伸一に伝えようとした。
2021/02/18 15:44
新・人間革命 第2巻 先駆 86P
伸一は、戸田の七回忌を大勝利で飾り、やがて、その原稿の筆を起こすのは、この沖縄の天地が最もふさわしいのではないかと、ふと思った。
2021/02/18 15:41
新・人間革命 第2巻 先駆 36P
現在の私があるのは、広宣流布の総帥であられた戸田先生が最大の苦難にあわれた時に、一心に仕え抜いた福運であると確信しております。
2021/02/18 13:53
人間革命 第1巻 黎明 65p
〃御本尊様! 大聖人様! 戸田が必ず広宣流布をいたします。
〃慌てるな、焦るな、じっくりやるんだ。どうしてもやるんだ・・・・・・
2021/02/18 13:46
人間革命 第1巻 黎明 47p
彼は、仏壇の前に座って御本尊に向かいひれ伏して動かなかった。
2021/02/18 13:44
人間革命 第1巻 黎明 41p
よき種は、よき苗となり、よき花が咲こう。
よき少年は、よき青年となる。良き青年は
よき社会の指導者と育とう。ーこれが、彼の信条であった。
2021/02/18 13:42
人間革命 第1巻 黎明 15p
戦争ほど残酷なものはない。
戦争ほど悲惨なものはない。
だが、その戦争はまだ、つづいていた。
愚かな指導者に、率いられた国民もまた、まことに哀れである。
2021/02/18 13:36
新・人間革命』第1巻 旭日 114P
伸一は、こうした一瞬一瞬の時を、決して疎かにはしなかった。戦いの勝敗も、いかに一瞬の時を生かすかにかかっている。友への励ましも、逃してはならない「時」がある。
彼の反応は常に素早かった。時を外さずいつも機敏に手を打った。
新・人間革命』第1巻 旭日 95P
山本伸一の厳しい目は、日々の新聞報道などを鋭く見つめていた。
2021/02/18 13:10
新・人間革命』第1巻 旭日 34P
「伸一君、ぼくは、日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は、世界の広宣流布の道を開くんだ。構想だけは、ぼくがつくっておこう。君が、それをすべて実現してくれ給え」彼は、この言葉を命に刻んだ。その日から、どうやって世界広布の道を開くかを、模索し続けてきた。
2021/02/18 10:48
新・人間革命』第1巻 新世界 146P
伸一の思いは、いつも広宣流布の第一線で苦闘する同志とともにあった。いな、彼自身が最前線を駆け巡る若き闘将であったといってよい。
2021/02/18 10:41
新・人間革命』第1巻 新世界 129P
創価学会といっても、その本質の母体は一つ一つの地区であり、地区の姿それ自体が学会であるといっても過言ではありません。地区が誕生し、それが完璧に仕上がっていけばその地域の広布は大きな伸展を遂げていきます。
2021/02/18 10:37
新・人間革命』第1巻 あとがき
命の続く限り、私は書き続ける。正しい仏法とは何か。正しい人生とは何か。そして、何が歴史の「真実」か。人間にとって「正義」の戦いとは何かを。そこに、人類の未来を開く、一筋の道があるからだ。
迫害は仏法の「正義」の証明ある。 創価学会の歴史は、まさに、迫害の連続であった。
途中、多忙を極めるなど、諸般の事情から十年半にわたる長期の休載もあり、結局93年(平成五年)二月の全十二巻の連載終了までに、二十八年を費やしてしまった。
命の続く限り、動き、語り、そして遺言の思いで、『新・人間革命』を書き続けていくつもりである。1997年11月18日
2021/02/15 17:35
新・人間革命』第1巻 開拓者 339P
伸一は、戸田城聖と大学設立の壮大な未来構想を語り合ったことを思い出した。それは、恩師の事業が暗礁に乗り上げた、苦境の佐那海のことであった。
「伸一、将来は大学をつくろう。大学の設置は、牧口先生も考えていたことなのだ。もし、ぼくがで
きなければ君がやるんだ。平和建設の土台は教育だからな」その時の戸田の目が忘れられなかった。
伸一は、UCLAを歩きながら、つぶやくように言った。「学会も、大学をつくるよ。名前はそう」
新・人間革命』第1巻 開拓者 318P
体験は百万言の理論に勝る。その体験を互いに語り合いながら、活動に励んできたのであった。
2021.2.15
新・人間革命』第1巻 開拓者 295P
日蓮仏法の祈りは、本来、〃誓願〃の唱題なんです。その〃誓願〃の根本は広宣流布です。
2021.2.15
新・人間革命』第1巻 開拓者 290P
打ち合わせが終わったのは深夜だった。伸一の肉体の疲れはすでに限界を超え、めまいさえ覚えた。しかし、バックから便箋を取り出すと、机に向かい、ペンを走らせた。日本ンお同志への激励の便りであった。手紙は何通にも及んだ。
彼は憔悴の極みにあったが、心には、恩師戸田城聖に代わってブラジルに大地を踏み、広布の開拓のクワを振るう喜びが脈動していた。その歓喜の闘魂が、広宣流布を呼びかける、熱情の叫びとなってあふれ、ペンは便箋の上を走った。
2021.2.15
新・人間革命』第1巻 慈光 246P
「秋月君、聖教新聞の使命は極めて大きい。学会にあっては、信心の教科書であり、同志と同志の心をつなぐ絆になっていかなくてはならない。また、社会にあっては、不正、邪悪と戦い、仏法の慈光をもって、真の人間の道を指し示していく使命がくぁる。軍部政府と命をかけて戦った、牧口先生、戸田先生の精神を受け継ぐ学会の機関紙以外に、本島の平和の道は語れないからね」
2021.2.15
新・人間革命』第1巻 慈光 222P
二十一世紀は、必ずアフリカの世紀になるよ。その若木の成長を、世界はあらゆる面から支援していくべきだ。
2021.2.15
新・人間革命』第1巻 錦秋 195P
伸一は、常に人との出会いを大切にしてきた。相手が会員であるなしに関係なく、一つ一つの出会いを心に注ぎ、希望の苗を植え、友情の葉を茂らせ、新たな創造していった。それが、「縁起」という人間の融合の原理を知る、仏法者のまことの生き方といえるからだ。
2021/02/15 11:07
はい、泉谷照子と申します。
それから数週間後、彼女のもとに、何冊かの学会の書籍が贈られてきた。差出人は山本伸一であった。そして、この出会いから一年七ヶ月後、泉谷照子は自ら入会している。やがて彼女によって、カナダ広布は大きく前進して行くことになるのである。
新・人間革命』第1巻 錦秋 158P
「今日から、わが家には主人はいなくなったと思っています。今日は山本家のお葬式ですから、お赤飯は炊いておりません」
世界を回るんだよ。戸田先生に代わって。
いよいよ始まるんですね。世界広布な旅が。
〃生きたい。先生との誓いを果すために〃
2021/02/15 10:57
新・人間革命』第1巻 錦秋 147P
伸一の思いは、いつも広宣流布の第一線で苦闘する同志とともにあった。いな、彼自身が最前線を駆け巡る若き闘将であったといってよい。
2021/02/15 10:51
新・人間革命』第1巻 新世界 140p
彼は己心の恩師・戸田城聖の語りかけていた。〃先生!伸一は、先生のお言葉通り、新世界の広布の扉を開きました〃。
2021/02/15 9:49
新・人間革命』第1巻 新世界 118p
信心しているから良い人であり、していないから悪い人などというとらえ方をすれば、大変な誤りを犯してしまうことになる。いや、人権問題でさえありと私は思っているんです。
2021/02/15 9:38
新・人間革命』第1巻 新世界 95p
山本伸一の厳しい目は、日々の新聞報道などを鋭く見つめていた。
2021/02/15 9:34
新・人間革命』第1巻 開拓者 290p
打ち合わせが終わったのは深夜だった。伸一の肉体の疲れはすでに限界を超え、めまいさえ覚えた。しかし、バッグから便箋を取り出すと、机に向かい、ペンを走らせた。日本の同志への激励の便りであった。手紙は何通にも及んだ。
『新・人間革命』第1巻 錦繍 146p
伸一の思いは、いつも広宣流布の第一線で苦闘する同志と共にあった。いな、彼自身が最前線を駆け巡る若き闘将であったといってよい。
2020/10/25 16:09
『新・人間革命』第1巻 旭日 86p
民衆の力ほど強いものはない。民衆の力は、大地の強さに似ている。ひとたび怒りのマグマを噴き上げ、振動を開始すれば、山をも動かすエンエルギーを持っている。時代、社会を変えゆく源泉は、常に民衆であることを忘れてはならない。
2020/10/22 10:53
人間革命 戸田城聖 発芽 90p
おつや、日蓮正宗の御本尊を、おれも拝ませていただくよ。
2020/10/22 9:46
『新・人間革命』第1巻 旭日 11p
平和ほど、尊きものはない。
平和ほど、幸福なものはない。
平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない。
2020/10/19 10:07
『新・人間革命』第1巻 旭日 75p
「リキさん、社会的信頼を得るために、まず大切なのは、仕事で成功することです。それがいっさいの基盤になる。そのために、人一倍、努力するのは当然です。そして、題目を唱え抜いて、智慧を働かせていくんです。広宣流布をわが人生の目的とし、そのために実証を示そうと、仕事の成功を祈るときに、おのずから勝利の道、福運の道が開かれていきます」
2020/10/20 11:04
『新・人間革命』第1巻 はじめに
『新・人間革命』は、完結までに30巻を予定している。その執筆は、限りある命の時間との、壮絶な闘争となるにちがいない。しかし、自身のこの世の使命を果し抜いてこそまことの人生である。かのゲーテも、ユゴーも、またトルストイも、八十歳にして、なお、生き生きと働き、信念のペンを執り続けた。私は六十五歳であり、まだまだ若い。
私も、『新・人間革命』の執筆をわが生涯の仕事と定め、後世のために、金剛なる師弟の道の「真実」をそして、日蓮大聖人の仰せのままに、「世界広宣流布」の理想に突き進む尊き仏子が織りなす栄光の大絵巻を、力の限り書きつづってゆく決意である。正も邪も、善も悪も、勝者も敗者も、厳しく映し出しながらー。
戸田先生も、その生き方を、じっと見ているように思えてならない。。
読者の皆様の温かいご支援を、心からお願いする次第である。
1993年11月3日
2020/10/19 9:55
人間革命 戸田城聖 発芽 14p
柴田の家で紹介された牧口常三郎という先生、威厳を湛えた顔が恐い、昔の武士を見るような牧口から懇々と教えられていることを、今迄にも、幾度か良人にいおうとしては躊躇してきたのであったが、突然、おつやの口から、牧口に教えられている言葉が飛びだした。
2020/10/19 9:26
『新・人間革命』第1巻 旭日 86p
民衆の力ほど強いものはない。民衆の力は大地の強さにに似ている。ひとたび怒りのマグマを噴き上げ」、振動を開始すれば、山をも動かすエネルギーを持っている。時代、社会を変えゆく源泉は、常に民衆であることを忘れてはならない。
2021.1.11
『新・人間革命』第1巻 錦繡 146p
伸一の思いは、いつも広宣流布の第一線で苦闘する同志t共にあった。いな、彼自身が最前線を駆け巡る若き闘将であったといっtもよい。
2021.1.11
30巻 上 334p
ログノフ総長
二人の語らいは13回に及び、その間に、1987年6月には対談集「第三の虹ー人間と平和の探求」を出版。続いて94年5月には「科学と宗教」が発刊されている。
2020.10.15