如来滅後五五百歳始観心本尊抄 文永10年4月25日  52歳

127p 世間の無常は眼前に有り。あに人界に二乗界無からんや。無顧の悪人もなお妻子を慈愛す。菩薩界の一分なり。ただ仏界ばかり現じ難し。

2024.12.9


日蓮が流罪は今生の小苦なればなげかしからず。後生には大楽をうければ大いに悦ばし。 121

2024.11.21


日蓮は日本国の諸人にしゆうし父母なり。  121p


開目抄 119p

迦葉よ。我、正法を護持する因縁をもって、今この金剛身を成就することを得たり。常住にして壊れず。

2024.8.7


開目抄 117p

 我ならびに我が弟子、諸灘ありとも疑う心なくば、自然に仏界にいたるべし。天の加護なきことを疑わざれ、現世の安穏ならざるこおをなげかざれ。我が弟子に朝夕教えしかども、疑いをおこして皆すてけん。つたなき者のららいは、約束せし事もまことの時はわするるなるべし。

2024.8.4


開目抄   114p

詮ずるところは、天もすて給え、緒難にもあえ、身命を期とせん。・・・・・

 善につけ悪につけ、法華経をすつるは地獄の業となるべし。大願を立てん。・・・・・・

 種々の大難出来すとも、智者に我が義やぶられずば用いじとなり。その外の大難・風の前の塵なるべし。我日本の柱とならん、我の本の眼目とならん。我日本の大船とならん等とちかいし願いやぶるべからず。

2024.7.24


112p  順次生に必ず稚地獄に堕つべき者は、重罪を造るとも現罰なし。一せん人これなり。

*2024.3.9


111p そもそも、たれやの人か衆俗に悪口・罵詈せらるる。誰の僧か刀杖を加えらるる。誰の僧をか法華経のゆえに公家・武家に奏する。誰の僧か「しばしばひんずいせられん」と度度ながさるる。日蓮より外に日本国に取り出ださんとするにひとなし。・・・・・・誰をか当世の法華経の行者として仏語を実語とせん。・・・・・

 法華経の行者あらば、必ず三類の怨敵あるべし。三類はすでにあり華経の行者は誰なるらん。求めて師とすべし。眼の亀の浮き木に値うなるべし。

2024.1.16


105p

大地は指さすばはずるとも、花咲かずとも春は花咲かずとも、三塁の敵ひと必ず日本国にあるべし。

2024.1.11 


102p 日蓮といいし者は、去年九月十二日子丑時に頸はねられぬ。

2024.1.7


101p 当世日本国に第一に富める者は日蓮なるべし。

2023.12.28


89p 雲は月を隠し、讒臣は賢人をかくす。


88p 一切経の中にこの寿量品ましまさずば、天に日月なく、国に大王の無く、山河に珠の無く、人に神のなからんがごとくしてあるべきを。

2023.12.16


85p 巍々堂々として尊高なり。

2023.12.16


84p 地涌千界の大菩薩、大地より出来せり。

2023.11.13


81p 仏御年七十二年、摩かつ堤国霊鷲山と申すや無量義経をとかせ給いしに四十余年の経経をあげて、枝葉をばその中におさめて「四十余年にはいまだ真実を顕さず」と打ち消し給うはこれなり。

2023.12.11


80p 開目抄

善知識と申すは、一向師にもあらず一向でしにもあらずあることなり。

 

人の師と申すは、弟子の知らぬことを教えたるが師にては候なり。

2023.12.7


77p 開目抄

仏すら九横の大難にあい給う。

2023.12.6


74p  開目抄 経文に我が身符合せり。御勘気をかぼれば、いよいよ悦びをますべし。

2023.12.1


75p 開目抄

 当世、法華の三類の強敵なくば」、誰か仏説を信受せん。日蓮なくば、誰をか法華経の行者として仏語を助けん。

2023.11.27


73p 開目抄

 「数数見擯出」等云々。日蓮法華経のゆえに度々流されずば、「数数」の二字いかにせん。この二字は天台、伝教もいまだによみ給わず、いわんや余人をや。末法のはじめのしるし「恐怖悪世の中」の金言のあうゆえに、ただ日蓮一人これをよめり。

2023/11/26 13:28


73p 開目抄 

 今の世を見るに、日蓮より外の諸僧、たれの人か、法華経につけて諸人に悪口・罵りせられ、刀杖等を加えらるる者ある。日蓮なくば、この一偈の未来記に妄語となりぬ。

2023/11/25 17:23


72p 開目抄  

法華経の第五の巻の観持品の二十行のげは日蓮だにもこの国に生まれずばば、ほとうど世尊は大妄語の人、八十万億那由他の菩薩は提婆が虚おう罪にも堕ちぬべし。

20231124


72p  開目抄

 山に山をかさね、波に波をたたみ、難に難を加え、非に非をますべし。

 

 されば、日蓮が法華経の智解は天台・伝教には千万が一分も及ぶことなけれども難を忍び慈悲のすぐれたることは畏れをもいだきぬべし。

2023.11.23


いうならば三障四魔必ず競いおこるべし、としんぬ。二辺の中には言うべし。王難等出来の時は退転すべくば一度に思い止まるべしと、すばらくやすらいしほどに、宝塔品の六難九易しこらなり。我ら程の小力の者、須弥山は投ぐとも、我ら程の無通の者、乾ける草を負っ劫火には焼けずとも、我ら程の無智の者、恒沙の経々をばよみおぼうとも、法華経は一句一げも末代に持ちがたしっとかるるは、これなるべし。今度強盛の菩提心を発こして退転せじと願じぬ。

 既に二十余年が間この法門を申すに、日々。月々、年々に難かさなる。少々の難は数をしらず、大事の難四度なり。二度はしばらく置く。王難すに二度に及ぶ。その上、弟子といい、わずかの聴聞の俗人なんど来っ行われる行われる謀反なんどの者のごとし。

2023/11/17 12:20


70p 開目抄

日本国にこれをしれる者、ただ日蓮一人なり。

2023/11/14 16:52


69p 開目抄

 仏涅槃経に記して云わく「末法には正法の者は爪上の土、謗法の者は十方の土」と見えぬ。法滅尽経に云わく「謗法の者は恒河沙。正法の者は一、二の小石」と記しおき給う。千年・五百年に一人なんども正法の者ありがたからん。世間の罪によって悪道に堕つる者は爪上の土、仏法によって悪道に堕つる者は十方の土。俗よりも僧、女より尼、多く悪道に堕つべし。

23.11.12


66p 開目抄

 本門にいたりて始成正覚やぶれば、四教の果やぶる。四教の果やぶれば、四教の因

やぶれぬ。に前・しゃくもんの十界因果を打ち破って、本門の十界因果をとき顕す。これ

即ち本因本果の法門なり。九界も無始に備わって、新の十界互具・百界千如。一念三千為るべし

2023/11/11 18:42。


58p 開目抄

仏弟子は必ず四恩を知って知恩・報恩をいたすべし。

 

父母の家を出でて出家の身となるは、必ず父母を救わんがためなり。

2023/11/07 17:29


54p 一念三千の法門は、ただ法華経の本門寿量品の文の底に沈めたり。。竜樹・天親・知ってしかもいまだひろいいださず、ただわが天台智者のみ、これをいだけり。一念三千は十界互具よりことはじまれり。

2023/11/07 17:24


開目抄上 文永九年2月  51歳  門下一同

50p 夫れ、一切衆生の尊敬すべき者三つあり。主・師・親これなり。

023.9.23


安国論御勘由来  49p 47歳

ただひとえに、国のため、法のため、人のためにして、身のためにこれを申さず。

2023.9.21


安国論奥書  46p   48歳

この書は徴有る文なり。これひとえに日蓮が力に非ず、法華経の真文の至すところの感応か。

2023.9.21


立正安国論 41p

ああ悲しいかな、如来の誠諦の金言に背くこと。哀れなるかな、愚侶の迷惑のそごに随うこと。早く天下の静謐を思わば、すべからく国中の謗法を断つべし。

2023.9.21


立正安国論 39p

この金剛身を成就することを得たり。

2023・9・21


立正安国論 33p

悲しいかな、数十年の間、百千万の人、魔縁の蕩かされて多く仏教を迷えり。謗を好んで正を忘る。善神怒りをなさざらんや。円を捨てて偏を好む。悪鬼便りを得ざらんや。

しかず、彼の万祈を修線よりは、この一凶を禁ぜんには。

2023.9.21


立正安国論 30p

悪侶を誡めずんば、あに善事を成さんや。

2023/09/16 17:01


立正安国論 26p

所詮天下泰平国土安穏は君臣の楽う所土民の思う所なり、夫れ国は法に依って昌え法は人に因って貴し。

2023/09/16 16:59


立正安国論 蒼蠅驥尾に付して万里を渡り碧等羅松頭に懸りて千尋を延ぶ。 26p

2023/09/16 16:55


立正安国論  24p

悲しいかな数十年の間百千万の人魔縁に蕩かされて多く仏教に迷えり、ぼうを好んで正を忘る善神怒りを為さざらんや円を捨てて正を忘る悪鬼便りを得ざらんや、如くかず、彼万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには。

2023/09/16 16:52