池田大作全集30法華経の智慧 中 396p

信心とは、広宣流布のために、自分の一切を捧げていくという修行です。自己中心を捨て去るんです。殉教です。

 牧口先生も、戸田先生も、私も、ただ広宣流布のため、みんなのため、社会のため、人のために生きてきた。自分のためなんか考えない。一番、あと回しです。だらけた考えで、成仏などできる訳がない。大聖人は「身命をすつるほどの事ありてこそ仏になり候らめ891」と仰せだ。


池田大作全集30法華経の智慧 中 389p

宇宙そのものが本来、仏なのです。太陽が出るのも慈悲。月が照らすのも慈悲。緑の木々が美しく呼吸しているのも慈悲です。宇宙全体が無死無終にわたって慈悲の活動を続ける生命体なのです。


池田大作全集30法華経の智慧 中 375p

もっと健康になって、広宣流布に活躍していこうという心なのか、一歩引いて、病気になってします心の動きか、もっと成長し、皆さんに喜んでいただこうという心なのか、組織や立場を利用して、威張っていこうという心なのか、タッチの差だが、結果は180度、違ってくる。             2017/10/15 9:37


池田大作全集30法華経の智慧 中 366p

励ましが大事だ。励ましが、どれほど大きな力となるか。いざ自分の死と向き合っえ平然として居られる人はいないでしょう。だれだって死は不安です。死ぬことは怖い。それが普通であり。当然です。  2017/10/15 9:29


池田大作全集30法華経の智慧 中 351p

須田 本人はこうも語っています。「死との境を経験しなければ、御書や先生の指導の本当の深さが分からなかった。生きると言うことは戦いだ、と。ところがそこに気づかない人がなんと多いことか。自分には広布の仕事が残っている。時間が惜しい」と・

池田 そこだよ。「臨終只今にあり」1337pと思って、信心しなければ悔いを残す。健康で動けるうちに、広宣流布へ尽くしていかなければ未来永劫に後悔です。

須田 もらった人は、前から知っていたつもりの一節一節が、新鮮に心に響いたそうです。       8/18 亀山血便

 


 

池田大作全集30法華経の智慧 中 343p

夫れ三悪の生を受くること大地微塵より多く人間の生を浮くルは爪上の土より少なし 御書 70ページ

今既に得難き人界に生をうけ値い難き仏教を見聞しつ今生をもだしては又何れの世にか生死を離れ菩提を証すべき。494

だから

元気なうちに真剣に働くのです。広宣流布のため勇んで働いた分だけ、自分の生命の中に「永遠の幸福」への軌道が固まっていく。

仏法では人界を「聖道正器」といって、仏道を行じられる法器ー〃法の器〃としている。その器に仏界の大生命を満たしてこそ、人界に生まれてきた真の意義がある。   2017/10/08 9:59

 


池田大作全集30法華経の智慧 中 326p

私どもで言えば、「広宣流布のために創価学会がある」と心を定めて、自分を捧げきっていくのが信心です。しかし、退転者・反逆者は「自分のために創価学会はある」という転倒におちいってしまった。 2017/10/08 9:44


池田大作全集30法華経の智慧 中 306p

誰でもいい、そばにいてあげることです。一緒に居て、話を聞いてあげる。一言でも励ましてあげる。それによって苦しんでる心に、パッと〃生〃の火が点る。

「自分のことを思ってくれている人がいる」ーその手応えが、苦悩の人の生命空間を、すっと広げてくれるのです。他人や、世界と〃共にある〃という実感があれば、必ず立ち上がる事ができる。それが生命の持っている力です。だから、「良き縁」が大事なのです。仏法でいう「善知識」です。     2017/10/08 9:29

 


池田大作全集30法華経の智慧 中 296p

人類を照らす歓喜の旭日です。仏界とは、最高の歓喜の境涯です。・・・・・この太陽の境涯を、そのままストレートに説いたのが寿量品です。寿量品はいわば〃大歓喜の章〃と言える。釈尊の一生のクライマックスです。2017/10/08 9:11


池田大作全集30法華経の智慧 中 295p

仏法とは「魔との闘争」なのです。魔との戦いを離れて、悟りはない。歓喜はない。人間革命はない。仏法はない。命をかけて魔と戦わなければ仏にはなれないのです。   2017/10/08 9:05

 


池田大作全集30法華経の智慧 中 294p

釈尊が追求したのは、人間の「幸福」です。万人にとっての「本当の幸福の道」は、どこにあるのか。欲望に身を焼く人生では、人間は幸福になれない。苦行に我が身を痛めつける人生でも幸福になれない。

生命を燦然と輝かせる中道の「道」を求めて、彼は修行したのです。    2017/10/01 11:58


池田大作全集30法華経の智慧 中 290p

日蓮大聖人は、妙法を唱える人は「やすやすと仏になるべし554」「釈迦同等の仏にやすやすとならん事疑無き

きなり817」「釈尊程の仏にやすやすと成り候なり1443」と繰り返し仰せなのです。

これこそ本当の「仏教の人間化」です。

何とすばらしい仏法であろうか。

何とすばらしい私どもの人生だろうか。

何とすばらしい宝を、大聖人は人類に与えてくださったことだろう。       2017/10/01 11:50

 

池田大作全集30法華経の智慧 中 284p

「絶対的幸福というのは、どこにいても、生きがいを感ずる境涯、どこにいても、生きている自体が楽しい、そういう境涯があるのです。(中略)腹の立つことがあっても、愉快に腹がたつ、そういう境涯ができたら、うれしいくははありませんか。」と。

2017/10/01 11:40


池田大作全集30法華経の智慧 中 283p

その上での今世観が大事です。永遠の上から見て、今世が一番大事なのです。今世は短い。永遠から見れば一瞬です。ゆえに今世を修行しぬいて、仏界の生命を固めておくことです。そうすれば、永遠に仏の境涯が続くのです。だから今を頑張りなさいと言うのです。   2017/10/01 11:35


池田大作全集30法華経の智慧 中 281P

ゆえに今世で妙法を信受できた。未来もまた同じである。同志も永遠の同志である。宇宙には何十億以上、無数の星がある。今世が終われば、また自在にそれらの星に生まれることもできる。そこで人々を救っていくのである。

人類も永遠に続いていくのです。そう分かれば核爆弾なんかつくるのが、どれほどの罪業か分かる。永遠に生命は続いていくのだから、戦争など考えずに、もっと仲良く、励ましあい、助けあい、力を合わせて、平和で幸福な生活をつくろうーという考えになっていく。 2017/10/01 11:28


池田大作全集30法華経の智慧 中 264p

大宇宙をも、ご自分の庭のように話される先生に、仏法のすごさ、先生のスケールの大きさを感じたものです。国と国との争いにせよ、人間は小さなことで大騒ぎするし、一喜一憂するものです。その心の小ささが、不幸を生んでいる。

2017/09/30 10:35


池田大作全集30法華経の智慧 中  260p

だからこそ、大聖人は御本尊を顕されたのです。これ以上の現実はない。具体はないのです。大聖人は、私たち末法の凡夫が、御本尊に妙法を唱えることで「常住此説法の仏」と一体になれるようにしてくださったのです。2017/09/30 10:15


池田大作全集30法華経の智慧 中 248p

戸田先生は言われた。「日蓮大聖人の生命というもの、われわれの生命というものは、無始無終ということなのです。これを久遠元初といいます。始めもなければ、終わりもないのです。大宇宙それ自体が、大生命体なのです」と。2017/09/30 10:08


池田大作全集30法華経の智慧 中 232p

この世は「一睡の夢」です。長命だ、短命だと言っても、永遠からみれば、」なんの差もない。寿命の長短ではありません。どう生きたかです。何をしたかです。どう自分の境涯を変えたのか。どれだけ人々を幸福にしたのか、です。 2017/09/30 10:02


 

 

池田大作全集30法華経の智慧 中  228p

大聖人はもう一歩深く「自身法性の大地を生死生死と転ぐり行くなり724」と仰せです。妙法に根ざした生と死は、「法性の大地」すなわち永遠常住むの大生命を舞台としたドラマなのです。ドラマを演じていると思えば楽しいでしょう。生と死が苦しみでなく、楽しみになる。「生も歓喜」「死も歓喜」となっていくのです。  2017/09/30 9:57


池田大作全集30法華経の智慧 中  226p

戸田先生は、おっしゃっていた。「末法の悟りとは何か。それは御本尊を信じきるということだ」と。どんなことがあっても御本尊を疑わない。いちずに信じきっていく。これが「末法の悟り」です。「信心」即「悟り」なんです。たとえば、」ある人は、家庭のことで悩み、「自分より不幸な人間はいない」と思い、悶々と暮らしていた。そして、周囲を恨み、愚痴ばかりこぼしていた。しかし、信心に目覚め、仏法を学ぶことによって、「フィ校の原因は自分にある」ことを知った。そして、自分の人間革命に挑戦し、信心が深まり、境涯が深まるにつれ、見事に悩みを解決することが出来た。

2017/09/30 9:48


 

池田大作全集30法華経の智慧 中  220P

寿量品が説く「永遠の生命」ーそれは無限の生命力、無限の智慧、無限の慈悲を具えて、生きとし生けるものを支えている宇宙生命それ自体です。

それこそが、釈尊の本地であり、あらゆる仏の本体であると明かしているのが寿量品です。「仏とは生命なり」と戸田先生が悟られた通りです。

この「永遠の生命」が、妙法であり、如来であり、実相です。十界三千の諸法を貫く宇宙根源の法であり、大聖人はこれを「南無妙法蓮華経」と名づけられた。  2017/09/30 9:37


池田大作全集30法華経の智慧 中 218P 「他人の死」から「自分の死」へ

「牢にはいって、少しばかりの経典を読ませてもらって『ああ、よくわかりました』と解決したのですが、死の問題は二十何年間かかりました。子供をなくして泣きすごすと、妻の死も自分の死もこわかった。これがようやく解決できたればこそ、戸田は創価学会の会長になったのであります。」

死が恐ろしいー人間である以上、」当たり前の事でことです。戸田先生でさえ、死を眼前にしてこのように苦闘されている。「死など恐れない」「命など惜しくない」ー苦闘もなく、初めからそんな境涯になれるはずがない。死はだれもが怖い。だれもが悲しい。当然です。損p苦しみ、悲しみにうちかっていこうとするから、人間として深まるのです。他の人々と「同苦」する心もできていくのです。    2017/09/28 14:35


池田大作全集30法華経の智慧 中 186p~193P   難即悟達、忍難即仏界

大事なことは、私どもの原点である戸田先生の悟達が 、この「獄中」でなされたという一点です。・・・

 

厳しく言えば、難なくして、本当の「日蓮と同意」とはいえないのです。この「獄中の悟達」こそ、私どもの永遠の原点です。法華経を現代に蘇らせた一瞬だった。その時、闇は深く、だれも気がつかなかったが、夜明けは戸田先生の胸中で始まっていたのです。・・・

 

世界広布の原点となったのが、この時の戸田先生の悟達です。「我、地涌の菩薩なり!」ー。

この戸田先生の大確信から、広宣流布の壮大な流れが、ほとばしり始めた。・・・

 

「よし、僕の一生は決まった! この尊い法華経を流布して、生涯を終わるのだ!」と決意された。

 

不思議と言えばこれほどの不思議なことはない。しかし、戸田先生とっては、まぎれもない体験であった。先生は、「霊山一会、げんねん未散757p」のお言葉を身で読まれたのです。

 

難と」戦う信心によって、生命に大変革が起きたのです。「諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし234P」との仰せの通りです。

悟りとはたんなる認識ではない。ここが大事です。永遠の生命は認識するものではなく、それを生きるものです。修行が必要なのです。なぜならば、認識しようとしても、そうしようとしている自己自身をも支えているのが「生命」だからです。「波」に「海」をつかむことはできない。「小」で「大」をつかむことはできない。では、どうするか。

大いなる永遠を、小さな我が身の上に顕現するー涌現するー以外にないのです。そのためには、全生命をかけた自己浄化が必要です。それが仏道修行です。

 

この妙法の律動が、すなわち永遠の生命です。また、仏の本体であり。本仏です。諸仏のすべての功徳の源泉でもある。まさに戸田先生が悟られたごとく、「仏とは生命」なのです。

 

地涌の菩薩は、つねに妙法を修行し、瞬間瞬間、永遠の生命を呼吸している菩薩です。修行する姿は菩薩でも、内面の境涯は仏です。

 

「御仏の 命を差散な、久遠より、地湧の菩薩と 我を誇らん」会長に就任された昭和26年のお歌です。

 

有名な御金言に「此のご本尊全く余所に求る事なかれ・只我ら衆生の法華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり」1244とある。戸田先生は、この御文を、ありありと実感されたのです。そして大聖人が、信心によって「此の御本尊の宝塔の中に入るべきなり」1244と仰せの通り、宝塔の中に入られた。虚空会の中に入られた。

御本尊即宝塔、宝塔即自身、その真実を、先生は生命全体で知ったのです。     2017/09/28 14:12 


池田大作全集30法華経の智慧 中 181p

烈風の50年だった。激闘の50年だった。戸田先生と二人で走り抜いた50年だった。全部原点は戸田先生です。戸田先生と一体で勝ったのです。

戸田先生は言われた。「大革命をやるので。武力や権力でやる革命ではない。人間革命という無血革命をやるのだ」と。

2017/09/28 10:43


池田大作全集30法華経の智慧 中 180p

絶対に同志を裏切らないことです。裏切った人間は、末路は哀れです。昔も、今もー。広宣流布のために我が身を捧げる。「殉教の信心」こそが、日蓮大聖人が身をもって示してくださった、法華経の精髄です。その崇高な前進の中にこそ、「歓喜の

中の大歓喜」の太陽が昇るのです。そして、我が身そのものが「黄金の蓮華」のごとく、「千葉の蓮華」のごとく、馥郁たる幸福の当体と花咲いていくのです。

広宣流布とは、社会に慈悲の太陽を昇らせ、幸福の蓮華を広げていく運動なのです。  2017/09/28 10:38


池田大作全集30法華経の智慧 中 178~179p

「日蓮」という御名を名のられたこと自体が、大聖人こそが、法華経の御当体であるということです。大聖人こそが末法の民衆を永遠に照らす〃太陽であり、諸仏を生んだ根源である清浄の〃蓮華〃ーなかんずく白蓮華であることを、示されたものなのです。

 

自分が「太陽」になれば、人生に闇はありません。自分の毎日はもちろん、他の人をも明るく照らしていける。

 

広宣流布です。折伏精神です。広宣流布のために一切を捧げていく信心が地涌の菩薩の魂です。これをなくしてしまえば、どんな立派な格好をしても、心は世間の法に染まってしまう。      2017/09/28 10:28

 


池田大作全集30法華経の智慧 中 176p

それで心臓のことを「八葉の蓮華」とも言った。 2017/09/28 10:04


池田大作全集30法華経の智慧 中 175p

自分が縁するすべての人に、妙法の「光」を送るのです。それが、自分の「光」を増すことになる。2017/09/28 10:01


池田大作全集30法華経の智慧 中 165p

立宗700年の年に、東西でそれぞれ、何千年、何万年も前の「蓮華」の種が開花したのです。戸田先生は、これを大白法興隆

のすばらしき瑞相と、とらえておられた。 2017/09/28 9:57


池田大作全集30法華経の智慧 中 152p

ともあれ現代のわれわれにとって、地涌の出現とは、二十一世紀、二十二世紀、二十三世紀、そして万年にお未来へと続く「地球革命」へのファンファーレととらえたい。

 

断じて嘆くな! 大悪があるからこそ大善がくるのだ。上行菩薩が、大地から踊って出てきたように、楽しく勇んで、舞を舞いながら、前進していきなさいと、と。

民衆の大地から躍り出る「勢い」こそ、わたしども地涌の菩薩の身上なのです。 2017/09/28 9:48



池田大作全集30法華経の智慧 中 133p

はるかな未来の果てまで、人類をどう救っていくのか、この大いなる責任感が、法華経には込められている。その責任と慈悲と智慧を体現しているのが、地涌の菩薩です。人類の境涯を高める偉大な救済者群像です。

その先駆が私どもなのです。すごいことだ。すごい使命の人生です。

2017/09/28 9:37


 

池田大作全集30法華経の智慧 中 131p

これからが本番です。広宣流布も、教学運動も、我らの底力を発揮するのも、これからです。これからが絢爛たる「本門の中の本門」の時代です。戦いを開始しよう。この座談会も、いよいよ力をいれたい。諸君とともに、私は、仏法の真髄を語りに語っておきたいのです。    2017/09/28 9:30


池田大作全集30法華経の智慧 中 127p

一軒また一軒、こつこつと激励や弘教に歩く。一人また一人と、友からともに仏法を語っていくー。その行動こそ「」転法輪」です妙法を世界に広げいく「広布の転法輪」の4行動です。」その福運は永遠です。

「御義口伝」には「三世常恒に生死・生死とめぐるを転輪聖王というなり」733と仰せになっている。いま、行動した分だけ、来世も、次の生も、また、次の生も、あるいはシックスティ赤いの大指導者となり、あるいは大科学者となり、大文豪、大経済人、大学者となり、」また無名の庶民の王者となり、あらゆる長者の姿をとって、妙法を根本に人々を救っとけるのです。

2017/09/25 12:01


池田大作全集30法華経の智慧 中 123p

戸田先生は「世界の大宗教の宗祖が皆、集まって会議を開いたら話は早いのだ。人類をどう幸福にするか

真剣だから、すぐに話が通じるはずだ」と言われていた。この精神で私も「文明間の対話」に走っているのです。

2017/09/25 11:43


池田大作全集30法華経の智慧 中 121p

学会の世界は、地位でもない、財産でもない、真の「人間としての偉大さ」を追求する世界なのです。

2017/09/25 11:38


池田大作全集30法華経の智慧 中 115P

ありのままの自分で「ああ本当に満足だ」「我が人生は勝利だ」となるのが信心です。それが「安楽」です。人間は、ダート絵でも幸福を求めている。本当に揺るぎない安楽を求めている。ある人は、それを「蔵の財」に求め、ある人は、」地位とか健康とかの「身の田か財」に求める。しかし、本当の幸福は「心の財」にある。その実体は「信心」という大境涯です。

2017/09/25 11:35


池田大作全集30法華経の智慧 中101P

三類の強敵は、宗教のために他人を迫害し、殺そうとする。それと反対に、法華経の行者は、信仰のために自分が死んでいこうとする。

大聖人がそうであられた。牧口先生、戸田先生がそうであられた。戸田先生はよく言いわれていた。「三類の強敵よ、早く出でよそのときこそ、ともに喜び勇んで、敢然と戦おうではないか」と。

  2017/09/25 11:23


池田大作全集30法華経の智慧 中94p

「人間革命」とは、「自己との大闘争」であるといってよい。具体的には、不惜身命で難と戦っていくことです。難を受け、難と戦ってこそ自身の「元品の無明」を断ち切れる。それ以外に、真の成仏はありません。

2017/09/04 17:04


池田大作全集30法華経の智慧 中93p

大切なのは「信心です」正しい信心を教えてくれる人です。信心も修行もなく、権威だけをふりまわす僧侶は、永遠に大聖人の仏法の世界には必要ないのです。

2017/09/04 16:12


池田大作全集30法華経の智慧 中88p

法華経を行じるとは、生命的に言えば、「元品の無明」との対決を意味する。社会的に言えば、権威・権力の魔性との対決を意味する。ゆえに大難は必然なのです。大難を受けないのは、本当の「法華経の行者」ではないのです。

2017/09/04 12:50


池田大作全集30法華経の智慧 中87p

学会を離れて、妙法の広宣流布はない。戸田先生が「学会の組織は戸田の命より大事だ」とおっしゃった意味もそこにある。

2017/09/04 12:40


池田大作全集30法華経の智慧 中78p

「十方世界に周旋往返して」(法華経417p)正法弘通のためなら、どこへでも行こうという決心にあふれている。

この地球の広宣流布も、「全世界を何度も何度も駆け巡る」行動があって、初めて現実に進むーこの決心で私は世界広布の道なき道を切り開いてきたつもりです。あとは、後に続く諸君がどうその道を広げていくかです。

2017/09/04 12:33


池田大作全集30法華経の智慧 中 61p

永遠の生命から見れば、男といい女といっても、ある人生で男生となり、ある時は女性と生まれ、固定的なものではありません。その意味でも、あらゆる人の中に「男性的なるもの」と「女性的なるもの」が両方あると考えられます。・・・・・・・

男性は女性に学び、女性は男性に学んで、互いに自分の人格を大きく育てていくべきではないだろうか。

結婚の意義の一つも、こういう自己完成にあると思う。もちろん、結婚しなければならないという意味ではありません。

2017/09/04 12:14


池田大作全集30法華経の智慧 中 55p

そのお振る舞いは、当時の日本の社会や仏教界にあって、際立っていた。大聖人ほど女性をたたえ、女性を尊敬された仏法者はいなかったでしょう。

2017/09/04 12:06


池田大作全集30法華経の智慧 中 50p

釈尊は出家・在家を差別しなかったから、在家の女性にも平等に幸福への道を示したことはいうまでもない。また、在家の女性信者の中には頻婆沙羅王の妃(韋堤希夫人)や阿ゆじゃ国王妃(勝まん夫人)などもいたが、釈尊の態度は、庶民と接する態度と変わらなかった。「生まれによって賤しい人となるのではない。生まれによってバラモンとなるのではない。行為によって賤しい人ともなり、行為によってバラモンともなる」

2017/09/04 12:01


池田大作全集30法華経の智慧 中 47p

法華経以前の大乗仏教の「変成男子」説も、よく言えば〃女性は永遠に成仏できない〃としていた小乗の思想を打ち破る革命的な教えだったと言える。

2017/09/04 11:21


池田大作全集30法華経の智慧 中 37p

じつは堤婆達多品の竜女の話は、一面から言えば、〃威張つている男性が、〃女性に負けた〃智慧第一の舎利弗も、竜女の信心にかなわなかった〃という物語なのです。また、女性を差別する思想に対して、実証をもって、それを打ち破った「大いなる人権宣言」なのです。

2017/09/04 11:13


池田大作全集30法華経の智慧 中 20p

堤婆達多は、釈尊が皆から尊敬されている姿だけを見て、釈尊の「内なる戦い」を見ようとしなかった。苦悩の人々を救うため、全人類に自分自身の宝を気づかせるため、釈尊が日夜、人知れず、どれほど苦心していたか。どれほど自分自身と戦い、苦労に苦労を重ねていたか。その苦闘を彼は見ようとしなかったのです。

2017/09/04 10:57


池田大作全集30法華経の智慧 中 18p

仏の境涯は、どんな権力も策謀も侵すことはできない。そのことを堤婆達多が雄弁に証明してくれたわけです。大聖人の場合も同じであった。鎌倉幕府の強大な権力をもってしても、結局、大聖人お一人を倒すことはできなかった。

2017/09/04 10:50


池田大作全集29法華経の智慧 上515p  後記

名誉会長は本書の中で語っている。

「法華経の真髄を説かれたのが大聖人です。法華経を学ぶことは、大聖人の仏法を学ぶことに通ずる。大聖人の仏法を学べば、法華経も分かっていく。表裏一体です。ゆえに法華経語ることは、ただ釈迦仏法のみを探求することではない。大聖人の仏法の、はるかな未来を見つめての、壮大な挑戦なのです。」

2017/09/03 11:49


池田大作全集29法華経の智慧  上494p

戸田先生は、全生命で宇宙に瀰漫する(勢いを増す)魔と戦っておられたのです。戦いは壮絶でした。その苦痛、その緊張感は、だれにも分からないでしょう。普通なら、病気になるか、死ぬか、自殺するか、精神に異常をきたすか、それくらい、生命への猛烈な圧迫があるのです。

原爆は「無明」が形になったものと言いましたが、それは「人間不信」と「人間憎悪」が形になったものと言える。哲学者のマックス・ピカート博士でしたか、原爆は「分裂する世界」の象徴と論じていました。・・・・・・

「権力の魔性」は「分裂」させます。人と宇宙、人と人、国と国、人と自然を「分断」させます。反対に、「慈悲」はそれらを「結合」させます。そして宇宙そのものに「結合させる慈悲」がある。

 宇宙そのものが、本来は慈悲なのです。その意味で、宇宙は仏と魔との戦いの舞台です。「権力の魔性」と「慈悲」との戦いです。「生命を手段にする」欲望と、「生命を目的とする」慈愛との闘争です。人間を砂粒化し、「無」化していく力と、人間を宝塔化する力との、せめぎあいなのです。

2017/09/03 11:31


池田大作全集29法華経の智慧 上438p

この心は「願兼於業」に通じると思う。慈悲です。「ともに生きる」ということです。

いちばん苦しんでいる人の中に、生まれてくるのです。

いちばん苦しんでいる人の中に、仏はいるのです。

いちばん苦しんでいる人を、いちばん幸福にするために仏法はあるんです。

2017/09/02 17:29


池田大作全集29法華経の智慧 上436p

大聖人のお心を拝して、広宣流布のために生きている学会員は、「法師の中の大法師」です。そして、一回の人生を終えても、「須臾の間」に、また生まれてくるのです。

今世を戦いきって、霊山に行って、息をはずませ報告する。「大聖人様! 立派に使命を果たしてきました!」

大聖人は「ご苦労。よく頑張った。さあ次は、どこへ行くつもりか」と。

「少しぐらい休みたい」と思うひまもない。(爆笑)

また、休みたい人は休んでもいいのです。自在なのです。

437p

戸田先生も、「初めから立派過ぎたのでは人々の中に入っていけないから、われわれは仏法を弘めるためにわざわざ貧乏や病気の姿をとって生まれてきたんだよ」「人生は芝居にでているようなものだよ」と、しばしば言われていた。

 また、「戸田は妻を失い、娘まで亡くした。事業も失敗した。そういう苦悩を知っているからこそ、創価学会の会長となったのだ」ともいわれていた。

 苦労もない、悩みもないというのでは民衆の心が分かるわけがない。人生の辛酸をなめた人であってこそ、人々を救う事ができるのです。

 自分の苦しみを「業」ととらえるだけでは、後ろ向きになる。それを、あえて「使命のために引き受けた悩みなのだ」「これを信心で克服することを自分が誓願したのだ」と、とらえるのです。

2017/09/02 17:11

 


池田大作全集29法華経の智慧 上424p425p

大聖人は「立正安国論」で、客と対話する主人を「蘭室の友」と呼んでいます。蘭の部屋では、その香りが自然に衣服などに染みついていきます。同様に、対話は、慈悲の香りが相手をつつみ込むようでありたい。

仏はまさに対話の名人です。釈尊も大聖人も、お会いするだけでうれしくなり、心があたたかくなるような人格であられたにちがいない。だからこそ人々は、仏の言葉を喜んで聞いていったのではないだろうか。

2017/09/02 14:01


池田大作全集29法華経の智慧 上416p 417p

在世は短く、滅後は長い。在世の門下は少なく、滅後の衆生は無量です。「一切の人を救いたい」という仏の大慈悲は、必然的に、自分の死後を、どうするかということが焦点となっていく。

2017/09/02 13:39


池田大作全集29法華経の智慧 上415p

釈尊の一生も、入滅のその日まで、人々に語り続けた一生でした。日蓮大聖人も、当時の日本人で、あれほど膨大な著述を残された人はいない。まさに書きに書き、語りに語りぬいていかれた。その尊いお振る舞いがあるからこそ、構成の人類は仏法を知ることができる。

言論戦です。言論は、その時代はもちろん、後生も照らしていく。

私はスピーチを通して仏法を語り、世界の指導者と対話しているのも「後生のため」という思いなのです。

2017/09/02 13:26


池田大作全集29法華経の智慧 上406p

しかし、忘れてはならないことは、戦後の焼け野原の時代から、学会を死にものぐるいでつくってきたのは、絶対にインテリではないということです。庶民のなかの庶民がつくったのです。〃病人と貧乏人の集まり〃と蔑まれた民衆が、世界に広がる、今の平和・文化・教育の大集団を築いたのです。

2017/09/02 13:16


池田大作全集29法華経の智慧 上406p

「大願」を自覚すれば、つまり「我、本来仏なり」と自覚すれば、自身の宿命すら使命にかわるのです。多くの人々と同じように「悩める民衆」の姿で生まれ、どこまでも「民衆とともに」幸福になっていく。ーそれが私どもの使命のドラマなのです。


池田大作全集29法華経の智慧  上405p

私どもで言えば、久遠以来の「大願」を果たすために、今世に生まれてきた。そう確信すれば、今世の苦悩の姿も、迷いの姿も、全部、人を救うための方便だと分かるのです。

2017/09/02 13:02


池田大作全集29法華経の智慧 上403p

戸田先生は、ある、会合で、信心の功徳に満ちあふれた体験発表を喜ばれたあとで、「さきほどの体験にあるような功徳は功徳のなかに入りません。私の受けた功徳をこの講堂一杯とすれば、ほんの指一本ぐらいにしかあたりません」と、もっともっと大功徳を受けなさいと云われていた。

2017/09/02 12:56


池田大作全集29法華経の智慧 上403p

大聖人は「大願とは法華弘通なり」736p と仰せです。この「大願に立つ」ことが、「宝珠を見つける」ということなのです。

2017/09/02 12:48


池田大作全集29法華経の智慧 上383p

〃平和を! 何としても平和を!〃こんな不幸を、二度と繰り返してはならない!〃と。

その声なき叫びを届けるために、私は世界をまわり、人々と会い、対話を続けています。

2017/09/02 11:17


池田大作全集29法華経の智慧 上366p

師弟の道も、弟子の自覚が中心です。弟子がどれだけ強き求道心に立つか、どれだけ強き使命感に立つか、その一念の強さに師匠が応じるのです。

2017/09/02 11:11


池田大作全集29法華経の智慧 上345P

成仏の「軌道」に入れば、そこで出会う嵐も、吹雪も、木枯らしも、もちろん春風も、青空も、太陽も、すべて心から楽しみきっていける。

「生」も楽しい、「死」も楽しいという無上の境涯、その永遠の充実、永遠の希望を約束する「軌道」なのです。「一生成仏」「即身成仏」の、限りない連続と言える。

2017/09/02 11:04


池田大作全集29法華経の智慧 上323P

座談会は〃大河〃です。あらゆる活動は、その大河に注ぎ込む〃支流〃です。友好活動も各種会合も、すべて座談会という〃大河〃に合流して、〃民衆の世紀の大会〃へと進む。その大河の岸には、広大な「人間文化の沃野」が開け、豊かな実りを結んでいくー。

「伝統の座談会」と呼ぶのも、〃長年〃続いている〃からではない。座談会を根本に、一人一人を大事にしてきた、その「心」が、学会の伝統なのです。

2017/09/01 15:45


池田大作全集29法華経の智慧 上319

すべての人間は、全宇宙と一体です。全宇宙ののあらゆる営みが、一人の人間の独自性を成り立たせている。言い換えれば、ひとりひとりの人間は、「大宇宙」を独自の仕方で映しだす「小宇宙」です。「個人」は本来、「全人」なのです。

だから〃一人〃がかけがえのない存在なのです。

2017/09/01 15:37


池田大作全集29法華経の智慧 上302P

〃一人を大切に〃こそ、法華経の「人間主義」であり、「ヒューマニズム」なのです。それが「仏の心」です。〃一切衆生の成仏〃という法華経の根本目的も、〃一人を大切に〃から出発し、そこを徹底させる以外にないのです。・・・・・

創価学会は、具体的な「一人」から離れず、その「一人」を絶対に幸福にするために戦ってきた。これは人類史に燦然と残る崇高な歴史です。

2017/09/01 14:38


池田大作全集29法華経の智慧 上254P

大聖人は、心を合わせて迫害と戦った池上兄弟に対して「未来までの・ものがたりなに事か・これにすぎ候べき」1086Pと称賛されている。そのお言葉通り、今、兄弟の物語は世界で語り継がれている。

この原理は私たちにとっても同じです。私たち一人一人の勝利の体験が、多くの人に勇気と希望を与える。すなわち、その体験は妙法の力を表す譬喩となっているのです。人々がその「一人の勝利のドラマ」を、さらに多くの人に語っていくことも出来ます。

個別の体験は普遍の妙法の「譬喩」です。体験中心の座談会は現代の「譬喩品」であり、現代の「七譬」であり、「無量の譬喩」です。

2017/09/01 14:22


池田大作全集29法華経の智慧 上227p

牧口先生が獄死された後、戸田先生は獄中にあって、一詩を詠まれた。

如意の宝珠を我もてり  これでみんなを救おうと  俺の心が叫んだら  恩師はニッコと微笑んだ

一念三千の信仰とは、自分一人いれば、すべてを変えてみせるという大確信とも言える。「一人立つ」信心です。

いよいよ、一人一人が、妙法の無限の力を満身にみなぎらせて立つ時代の到来です。その一人の中に、学会という全体がある。その一人の中に、二十一世紀がある。

ゆえに一人ももれなく、「私はこの世に、このために生まれてきたのだ」という、かけがえのない使命を、事実のうえで果たしきってほしいのです。

2017/09/01 10:54


池田大作全集29法華経の智慧 上195P

「いままで自分のことで悩んでいたのが、人のことに変わることもある。

生きていること自体が、絶対に楽しいということが仏ではないだろうか。」人生には、苦もあれば楽もある。信心が深ければ、それらの諸法がすべて仏界の十如是を強めるように働くのです。「苦楽ともに」楽しめる境涯になるのです。

大聖人が諸法実相のご本尊を顕わされたことが、いかに偉大な、前代未聞のことであられるか。ありがたさが胸に迫ってきます。

2017/09/01 10:39


池田大作全集29法華経の智慧 上91p

仏の入滅を転機として〃救われる弟子〃から〃救う弟子〃へと転換したのです。これこそ法華経の精神です。だから「如是我聞」の心とは、弟子が決然と立ち上がることです。「さあ、師と同じ心で、民衆を救っていくぞ」と、困難を求めて突き進む、その〃大闘争宣言〃とは言えないだろうか。

2017/09/01 10:19


池田大作全集29法華経の智慧 上65P

師の教えを「知っている」から偉いのではない。「何のために」知っているかです。「師の教えはすばらしい」とは、だれでも言える。「だから、何としても人々に伝えていくのだ」ーこれが日興上人であられる。「だから、それを知っている自分はすごいのだ」ーこれが五老僧ではなかっただろうか。一見、同じように師匠を尊敬しているかの見えて、内実は天地・水火の違いです。ここを見誤ってはいけない。

2017/09/01 9:59


池田大作全集29法華経の智慧 上 383P

平和を! 何としても平和を! こんな不幸を、二度と繰り返してはならない!。と。

その声なき叫びを届けるために、私は世界をまわり、人々と会い、対話を続けています。

2017/07/31 22:20


池田大作全集29法華経の智慧 上 36P 序論

一言で言えば戸田先生の悟達は、創価学会こそ日蓮大聖人の仏法の継承者であることを明らかにした、記念すべき瞬間です。2017.7.13


池田大作全集29法華経の智慧 上 35P 序論

「それが牢にはいって、少しばかりの経典を読ませてもらって『ああ、よくわかりました』と解決したのですが、死の問題は二十何年かかりました。子供をなくして泣きすごすと、妻の死も自分自身の死もかわかった。これがようやく解決できたればこそ、戸田は創価学会の会長になったのであります」と。2017.7.13


池田大作全集29法華経の智慧 上 30P 序論

この「御義口伝」を深く、厳格に排しながら、21世紀へ「法華経を語る」壮大な挑戦の旅を、読者とともに始めたい。若き諸君の英知を借りながら。

それは、どこまでも「自分自身が仏である」という真理への旅である。人生とは、自分自身への永遠なる旅なのです。2017.7.13


池田大作全集29法華経の智慧 上 25P 序論

だからこそ、いずこであれ、「一人の人間」の蘇生から出発することが必要となる。それが「人間革命を通しての社会革命・地球革命」です。その法理が法華経です。その行動が、法華経の智慧と言いたい。

2017/07/13 14:20


池田大作全集 100巻 128p 2006.2.1

思えば昭和27年の「75万世帯の大法弘通」へ突破口を開いた、東京蒲田支部の2月闘争においても、勝利の推進力となってくださったのは、婦人部の皆様であった。

私の妻も女子部として寒風の中折伏に飛び回った一人であった。拠点で会った自宅での座談会にも、職場の上司を誘った。率先して会合を盛り上げるとともに。毎日毎晩、集まってこられる方々を笑顔でお迎えしていた。集われた婦人部のお子さんたちに、絵本を読んであげるのも、妻の役割であった。

ともあれ、婦人部、女子部を中心として、各部が一丸となって、仲良く朗らかに、一人また一人と、ご本尊流布を成就していったのである。

そして迎えた「二月闘争」の最終日。目標の二百世帯はすでに達成されていた。「ちょっと待って」ーこれで締め切りという直前、一人の婦人部のかたから、もう一世帯の折伏を成し遂げたとの報告が入った。

歴史に残る闘争の二月「二百一世帯」の金字塔は、我が婦人部のこの「勢い」、この「真剣さ」、そして、この「粘り」によって打ち立てられたのである。

2017/07/08 


池田大作全集 スピーチ74巻 創立60周年祝賀の婦人部記念代表幹部会 1990年 平成2年4月12日

アメリか第3代大統領ジェファソン1743年~1826年   1801年、すなわち19世紀の開幕の年ジェファソン大統領は就任する。58歳の年であった。大統領引退後は悠々と所を読み、人々と文通を続けながら

、青年時代から志してきたアメリカ独立の総仕上げに心砕いた。また教育にも情熱をそそぎバージニア大学を創立している。また彼は生涯で五万通の手紙を残したという。2016.8.17


池田大作全集 スピーチ72巻 若々しき精神、若々しき生命を 63年12月17日

書名は「土佐堀川」幕末から明治、大正にかけて女性実業家の草分けとして活躍した広岡浅子1847年の生涯を、事実に基づいてつづった物語である。著者は、文芸部員の古川智映子さん。これはペンネームで、本名は古川ぬいさんといい、高校の教師などをされたあと、著述の仕事に専念され、以来、17年になるという。

2016.7.21  孝明66歳誕生日


池田大作全集 スピーチ71巻 仏法は民衆と時代に脈動 63年9月17日

役職は高くなくとも第一線の方々ほど、さまざまな分野の方々と豊かな人脈を持っていらっしゃる。その意味からも、最前線の同志を、何よりも大切にしていくことを幹部は忘れてはならない。

2016.7.17

 


池田大作全集 スピーチ71巻 人生最終章を信心で飾れ

                         台東・中央記念幹部会 昭和63年5月11日

たとえ、子供をもたない人であっても、広布の庭には、無数の若き仏子がいる。。先駆者の尊い精神は、後輩の信心の鑑として、永遠にうたわれ、継承されていくのである。

 2016.7.14


池田大作全集 スピーチ69巻 人類永遠の安穏の道を開示 

       8.24記念杉並区幹部会 昭和62年8月27日

 まさに「信心」とは、「諸天」を動かし、この短い限りある人生を、何百年にも、何千年にも、いな何万年にも匹敵する゛価値ある一生゛へと、無限に開きゆく原動力をいうのである。

 2015.7.10


池田大作全集 スピーチ69巻 青年よ、わが人生に大確信を 昭和62年8月11日

    信越青年部合同研修会

 種種御振舞御書

 しかも、大聖人は、頚の座の死地を脱せられたばかりであり、今まだ危難の途中にある。

 そのさなかにあって、敵方の兵士に対し、夜を徹しての勤めをねぎらい、こまやかに慰労しておられる。人情の機微をとられたこの真心の酒は、兵士たちの心に、どれほどあたたかくしみわたっていったことであろうか。

 御本仏にとって、敵もまた敵ではない。すべての衆生が仏子であり、わが子である。全宇宙が御本仏の一念の内に収まっている。兵士たちは、その広大無辺の御境涯の一端に、しばしふれ、感動のあまりみずからすすんで念仏を捨てたのである。

 決して大聖人の法門を理解したからでもない。大聖人の御人格に接した結果である。

  2015.3.8 地区壮年唱題会


池田大作全集 スピーチ68巻 指導者は「生命尊厳」を第一義に   昭和62年6月28日 

       学生部結成30周年記念総会


   チリ教会の大惨事の教訓

 むしろ、信心しているからこそ、細心の配慮と対策を講ずる。また悩みに直面しても、なんとか苦難を乗り越えよう、希望の道を切り開こう、と積極的な工夫と取り組みを行っていくような前向きの姿勢こそ、真実の信仰者の姿なのである。苦難をまえに手をこまねき、ただ゛利益゛を待っているような受動的な態度は、決して仏法のいき方ではない。

2014.12.20


池田大作全集 スピーチ68巻 212p自由の天地に新しき光を 昭和62年2月2日

       アメリカSGI世界平和池田講堂開館記念勤行会

 環境や意見の相違による不調和。それらを乗り越えて、戦いへの団結の道を開いたのは、主に六十代という年配者たちであった。豊かな体験をもち、堅実で穏健な彼らこそ、多様な市民を納得させ、心を合わせていく方途を知っていたのである、

 その方途とは何か。それは゛対話゛であった。年配者の中心者であった老大尉はそのとき六十七歳。彼は町の家々を一軒一軒訪ね歩いた。そして独立への戦いに向けて、人々を説得し、納得させていった。

 このように、青年たちの活躍のかげには、経験豊かで人がらの良い、壮年・婦人部ともいうべき年配者の力があった。勝利の底流には、この老若両者の異体同心の絆があったのである。

2014.11.22


池田大作全集 スピーチ68巻 204p 幸の宮殿を開くために 第12回SGIの日記念代表者会議

                               昭和62年1月26日

 現在の世界では、さまざまな主義主張のもとに、それぞれの国家や社会の制度ができ上がっている。しかし、西暦30世紀また50世紀という遠大な展望からみれば、それらはやがて妙法という宇宙の根本法則にのっとった、調和のある国法。世間法へと志向、完成されゆくのが時代の趨勢であると私はみたい。その根本法である妙法を、末法万年への先駆けとして流布しているのが、私どもなのである。

・・・・・・・・・・

 ともあれ、壮大なる心で、この人生を送っていただきたい。壮大なる広宣流布を成し遂げていこうという心で進んでいただきたい。

2014.11.21   今日、衆議院解散 


池田大作全集 スピーチ 68巻 198p

新しき人類文明の夜明けを 「1.15」記念各部代表者合同研修会 昭和62年1月15日 59歳

 どんな状況にあっても男性は゛ナイトの精神゛を決して忘れてはならない。゛正義の怒り゛は別として、常に後輩に対して、絶対に怒らず、威張らない。この原則に立ってどう行動していくか。この一点に深い思慮をめぐらして行動するのが、一流の男性であり、指導者である。

2014.11.20


池田大作全集 スピーチ 68巻 185p

新しき人類文明の夜明けを 「1.15」記念各部代表者合同研修会 昭和62年1月15日 59歳


 わが学会にあっては、だれよりも婦人部の方々が優れているようだ。(笑い)「あの路地では学会員がこういうお店をやっている」「あそこの家にはお子さんが何人いる」など、じつにこと細かく、地域のこと、同志のことを知り、激励のあたっておられる。

 婦人部の方々の地域を知る深さに対して、壮年部の方々は、地域の実情を知らな過ぎる感がある(爆笑)。また、青年はいつも多忙で、駆け足で走っていて、今来た道の広さも、家の大きさも、地域の状況も判然としない場合が多いのではないかと思う。(笑い)

 ともあれ、もっとも現実の地域に根をおろした婦人部の方々に敬意を表したい。(笑い、拍手)また、壮年部、青年部の方々も、これからはよろしくお願いしたい。(笑い)

2014.11.18


池田大作全集 スピーチ 68巻 174p

新しき人類文明の夜明けを 「1.15」記念各部代表者合同研修会 昭和62年1月15日 59歳


 リーダーは、皆が気兼ねなく意見を言いあっていける雰囲気を作っていくことが大切である。率直に建設的な意見も言えないような、権威的な態度であっては絶対にいけない。真の組織は、つねに心の交流と人々の成長と発展につながっていくべきことを忘れてはならないだろう。


 ところで私は、多くの方々に揮毫して激励する場合がある。また外部の方々にも揮毫して贈本させていただく場合も多々ある。

2014.11.13


池田大作全集 スピ-チ 68巻 第二東京新年代表者会議 昭和62年1月4日 59歳

 その戸田先生が、願業を成就し、逝去されたのは五十八歳であった。また第四代の北条会長も五十八歳で使命の道に逝いた。そうした今までの方軌から、この五十八歳は一つの学会の宿命にも似た年齢であった。

 私は、この二日で五十九歳となった。完全に学会の宿命を転換したと確信している。ともあれ昨年は、五十八歳という大きな節を乗り越えたことは事実である。ゆえに、ますます広宣流布の前途は、揚々と開け、皆さまとともに希望に満ちた一年の出発ができたことを確信している。(創価学会新館)

2014.11.13

 


池田大作全集 スピーチ 68巻 139p

広宣流布の組織を守れ 東京第六・第八総合本部記念幹部会 昭和61年12月23日 58歳

  人生は長いようで短い、ゆえに健康で生き生きと活動できるときにこそ、弘教、唱題、友の激励、指導にと、悔いなき広布と信心の活動に励んでいただきたい。それらがすべて自身の人生の歴史を飾っていくからである。

2014.10.28

 


池田大作全集 スピーチ 68巻 131p 昭和61年12月21日 時代は「永遠の生命観」を希求

大宮広布35周年記念代表者会

 日寛上人は「法華本門の行者は不善相」なれども成仏疑ひ無き事」(富要三巻)と、お述べになっている。つまり御本仏である大聖人の門下として、仏法を弘める人々は、かりに臨終の相が良くないことがあっても、成仏することは間違いないとの仰せなのである。

 長い広布の途上には、たしかに交通事故等の不慮の事故や病気で亡くなられる方もおられる。しかし、日寛上人は、信心ある人は成仏疑いないと断言されている。ゆえに、一生涯にわたる強盛なる信心が大切である。゛信心こそ大切なのである。いかに財産や社会的な名声や地位があっても、その一点を忘れては成仏できない。

      広布の栄光は゛一歩また一歩゛から

 次に、江戸時代後期、本格的な日本地図を完成させた伊能忠敬について紹介しておきたい。彼は五十歳で隠居して本格的に暦学を学び始めた。そして、日本地図の作成のために五十六歳のときから十七年かけて全国を測量に歩いた。その一歩一歩の歩みはじつに四千万歩にも及んだといわれる。

 伊能忠敬の生涯と業績から思うことは、「人生は五十代、六十代からである」ということである。

2014.10.21

 


池田大作全集 スピーチ 68巻 67p 昭和61年11月29日 東京、神奈川の記念合同本部長研修会

 学会の地域拠点の組織であるブロック、地区は、まさにこの「くつろぎの心の本拠地」である。ここにも、「世界の平和」と「地域」という二つのテーマが、じつは密接不可分である一つの証左があると私はおもっている。

2014.10.17


池田大作全集 スピーチ 68巻 44p 昭和61年11月24日 三郷広布35周年代表幹部会

欠点を責めるよりも、長所を認め、たたえていくという、心豊かな励ましあいの姿であっていただきたい。

2014.10.14


池田大作全集 人生問答 松下幸之助 池田大作

 

煩悩をどうかんがえるか


池田 遠いところへ早く行きたいという煩悩がなければ、交通機関は発達しなかったにちがない。生きたいという執念がなければ、医学の発達は望めなかったでしょうし、種々の煩悩がなければ生活のあらゆる知恵、文明の進展は望むべくもなかったはずです。いいかえれば、煩悩は人間の行動の原動力といっても過言ではないでありましょう。


2014.10.4


梶間氏 ルネッサンス大学 卒業式



池田大作全集 人生問答 松下幸之助 池田大作

 

清貧か富の向上か

 

池田 これを私流の解釈しまして、人間の生き方としての理想は、貧しすぎてもならない、また豊すぎてもならない、その中道をいくのが望ましいといえないでしょうか。

 

ともあれ、人間にとって、人間らしく生活できる最低限の富は求められるべきものと考えます。しかし、また豊すぎるということも、人間にとって幸福かどうか疑問です。物質的な豊かさが、かえって精神の貧困を招くという場合も私たちの周囲にみることができます。またしばしば、豊かさが、他の多くの人びとの貧困の犠牲のうえに成り立っている場合もすくなくありません。

95P

2014.10.4


池田大作全集 人生問答 松下幸之助 池田大作


男女のバランス


池田 一般に生まれる子供(もっとさかのぼっていえば、受胎の時点で)の数は、男子のほうが多いそうです。しかし、妊娠中、あるいは出産後は、男子のほうが死亡率が高く、成人時においては男女の比率が平均化するようです。

58p


豊かな人生

池田 若い時はあまりすぐれた容貌ににもみえなかったが、年を経るにしたがって、その人の誠実な人柄がにじみでて、中年に達するころには、人を引付けずにはおかない魅力をもった人になる場合もあれば、美しい容貌で人にうらやましがられていた人が、すさんだ生活でいつのまにか「ケン」を含んだ顔になる場合もあります。

72P 

2014.10.4