新人間革命第19巻  陽光 228p

「われわれの生命、肉体は即、南無妙法蓮華経の当体であります。この南無妙法蓮華経の生命を顕していくことが人間革命なのであります」

2024.2.7


新人間革命第19巻  陽光 228p

 私たちが信心に励む目的は、この人間革命にこそあるのだ。

2024.2.7


新人間革命第19巻  陽光 227p

 戸田城聖の大きな偉業の一つは、難解な仏法の法理を、わかりやすく現代的に解釈し、展開したことにある。

2024.2.7


新人間革命第19巻  陽光 227p

 そして、常に゛先生が伊野の私をご覧になったら、何と言われれるのか゛先生ならば、どうされるのか゛自分に問い続け、道志を受け継いで広宣流布の邁進してまいりました。

2024.1.16


人間革命 第9巻 展開 236p

 戸田は、・・・・「時に合い、時に巡り合って、その時に適うということは、生まれてきた甲斐があることであります」

2024.1.11


人間革命 第9巻 展開 231p

 永遠の生命の実在を感じた時、初めて、ままならぬ人生の難問は解決の糸口をつかむことになる。永遠の生命の法則を知った時、人は、宿命の転換もまた、可能であることを知るに違いない。まことの宗教が、真の力をもつのは、この時だ

2023.12.25

 

人間革命 第9巻 展開 216p

 もしも、マルクスが大聖人の仏法を知っていたとしたら、彼は、あのような性急な結論は下さなかったに違いない。もし

マルクスが大聖人に合って話し合っていたら、おそらく三歩下がって敬服したに違いない。マルクスともあろう人間がそれくらいのことに気づかぬはずがない。

2023.12.24


人間革命 第9巻 展開 186p

 太田区民会館で行われた個人演説会に戸田は応援に駆けつけた。

2023.12.16


人間革命 第9巻 展開 184p

 青年部の室長である山本伸一の指摘で、信心の原点を思い出すことによって救われたといってよい。

2023.12.15


人間革命 第9巻 展開  177p

 戸田城聖は・・・五十四人の文化部員を前に「民衆の中に生き、民衆のために戦い、民衆の中に死んでいってほしいと私は願う」

2023.12.13

田辺憲一郎 埼玉アリーナで会う


新・人間革命 第19巻 陽光 234p

 経文には「未来の果を知らんと欲すれば其の現在の因を見よ」(231p)

2023.12.6


新・人間革命 第19巻 陽光 231p

 最も苦しんでいる人に救済の手を差し伸べ、蘇生させてきた団体が創価学会です。またそのために命をなげうってきたのが

三代の会長なのであります。

2023.12.6


新・人間革命 第19巻 陽光 227p

 戸田城聖の大きな偉業の一つは、難解な仏法の法理を、わかりやすく現代的に解釈し、展開したことにある。

 たとえば戸田は、あの獄中にあって『』とは『生命』であると悟達し、やがて仏法を生命論として展開していった。これによって

仏法を現代を照らす、生きた人間哲学としてよみがえったのだ。

 また彼は、信仰の目的である「仏の境涯」にいたることを『人間革命』と表現した。

 「われわれの生命、肉体は即南無妙法蓮華経の当体であります。この南無妙法蓮華経の生命を顕していくことが人間革命なのであります」

2023.12.6


新・人間革命 第19巻 陽光 224p

 ゆえに大聖人は「師弟相違せばなに事も成すべからず」900p

2023.12.6


新・人間革命 第19巻 陽光 222p

 それには、大学が大事だ、世界の大学が仏法哲理の重要性を知り、研究に取り組むようになれば、そこから新しい潮流が起こる。

2023.12.6


人間革命 第9巻 小樽問答 165p

 まず、北海道各地の身延系日蓮宗のなかには改宗し、創価学会に入会する人が陸続と出た。北海道における広宣流布のの情熱は、いやがうえにも燃え立ち、組織は、急速な発展を見せ始めたのである。

2023.12.6


新・人間革命 第19巻 陽光 245p

 釈尊も日蓮大聖人も一個の人間を全力で励まし、仏法を護り説くことに、生涯を捧げられたのである。

 友の幸せを願う、誠意を尽くした対話の中に仏道修行があるのだ。

2023.12.6


新・人間革命 第19巻 陽光 227p

 戸田城聖の大きな偉業の一つは、難解な仏法の法理を、わかりやすく現代的に解釈し展開したことにある。

 たとえば戸田は、あの獄中にあって『』とは『生命』であると悟達し、やがて仏法を生命論として展開していった。

 これによって仏法は現代を照らす、生きた人間哲学としてよみがえったのだ。

 また彼は、信仰の目的である「仏の境涯」に至ることを「人間革命」と表現した。

 私たちが信心に励む目的は、この人間革命にこそあるのだ。

2023.12.6

 


新・人間革命 第19巻 陽光  223p

 山本伸一にとって海外初の大学講演になるUCLAでの講演は大成功で終わった。

2023.12.6


新・人間革命 第19巻 凱歌 188p

 断じて病に打ち勝つという一念こそが、病魔克服の原動力となる。

2023.12.6

本部幹部会名誉会長のメッセージ  2015.1.12

 50年にわたる聖教新聞の連載の回数は、平和原点の沖縄の天地から執筆を始めた。『人間革命』と合わせて、この2月10日で7000回を数えるようです。

 かって、戸田大学の講義は私を一対一で受けることができました。それと同じように、私は日本中、世界中の同志と日々、一対一の心の対話を広げる思いで『新人間革命』を書き綴っていく決心ですから、よろしくお願いします。

2023.12.6


新・人間革命 第6巻 波浪 254p

 平左衛門尉は、自ら数百人の武装兵を指揮して大聖人を捕られ、この夜、竜の口の法難である。大聖人は、法難という怒濤が競い起こることを・・・・

2023/12/05 19:35


新・人間革命 第6巻 遠路 98p

 学会の大運動も、この座談会が土台だよ。そして、さにいえば、大切なのは個人指導だよ。座談会に来た人を最大限に励ますのは当然だが、私は、むしろ、こられなかった人のことを考えてしまう。だから私は、よくそうしたメンバーを励ましに行った。これが幹部の活動の基本だよ。

2023/12/05 19:30

人間革命 第6巻  七百年祭 52p

戸田の凝視は、過去でなく、未来にあった。彼ににとって、立宗七百年祭とは、壮大な未来に向かって船出であったのである。

2023/12/05 19:24


新・人間革命 第2巻 錬磨 172p

 私は約十年間にわたって戸田先生に仕え広宣流布の精神と原理と構想とを教えて頂き、広布のバトンを受け継ぎました

2023/12/05 19:20


新・人間革命 第2巻 錬磨 163p

 六年前、この防波堤を歩きながら、彼は、戸田の伝記ともいうべき、続『人間革命』の執筆を決意したのである。できることならたった一人で厚田を訪れ、海を眺めながら恩師を偲びたいと思ったが、今の彼にはそれさえも許されなかった。

 「伸一君、ぼくは日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は世界の広宣流布の道を開くんだ・・・・・」

 「先生! 東洋広布は必ず伸一がいたします。世界広布の金の橋を、必ず架けます!」「彼がこの時、厚田を訪れたのも、戸田の故郷のこの海に立って、その報告をしたかったからである」

2023/12/05 19:17


人間革命 第1巻  再建 80p

 戸田は、十九歳にの冬に初めて上京し、終生の師となる牧口常三郎に会った。

2023/12/05 19:04


新・新人間革命 第2巻 錬磨 143p

時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えあ之れを用う可からざる事。

 昭和18年六月、法主立ち会いのもとに、「学会も一応、神札を受けるようにしてはどうか」と言いだしたのである。

 しかし、牧口は「神札を受けるようにしてはどうか」との、宗門の要請を決然と拒否したのである。「時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えあ之れを用う可からざる事」との遺誡置文の御精神のうえから、彼は「神札は絶対に受けません」と答えたのだ。

 牧口は、戸田に語っている。

 「私が嘆くのは、一宗が滅びることではない。一国がみすみす滅び去ることだ。宗祖大聖人の悲しみを、私はひたすら恐れるのだ。今こそ、国家諫暁の時ではないか。いったい、何を恐れて恐れているのだろう」

 ところが、軍部政府を、ひたすら恐れる法主には、国家諫暁など思いも寄らなかったにちがいない。

 そして、その直後の七月六日牧口・戸田をはじめとする学会の幹部が、次々と逮捕されていったのである。大法難が学会を襲ったのだった。牧口の一門が逮捕されると、宗門は、慌てて学会を信徒から除名し、登山禁止とした。関わりを恐れてのことである。

  まさに「貫首」自らに手で正法正義はねじ曲げられ、大白法は滅せんとしたのだ。だあ、正法護持の勇者・創価学会によって、大聖人の信心の血脈が保たれたのである。

 山本伸一は、「貫首」でありながら正法に背き、我見の邪説を立てる人間が出ることを既に日興上人が予見されていたと思うと、深い感慨にとらわれた。未来も又同じ事態が起こるかもしれないことを憂慮した。しかし、この日の講義では多くは語らなかった。

 2023/12/05 18:59

新・新人間革命 第2巻 錬磨 143p

 山本伸一の声に、一段と力がこもった。「戸田先生は、敗戦の焼け野原に立たされるとだだ一人、広宣流布を決意された。その胸のは、地涌の菩薩の使命の火が、赤々と燃えていたのであります。そして、七十五万世帯の大願をたてられ、会長就任後、七年をまたずして、それが成就された。これによって、広宣流布は初めて現実のものとなった。大聖人以来七百年、未聞の広宣流布の扉が、戸田先生の手によって、学会によって開かれたのです。日興上人のこの御遺誡を現実に実践してきたのは、創価学会だけではありませんか!」

2023/12/05 17:35


新・新人間革命 第2巻 錬磨 137p

 戸田は、命の尽きる間際まで、広宣流布の精神を、直弟子の伸一に伝えようとした。

2023/12/05 15:03


新・新人間革命 第2巻 先駆 86p

 伸一は、戸田の七回忌を大勝利で飾り、やがて、その原稿の筆を起こすのは、この沖縄の天地でが最もふさわしいのではないかと、ふと思った。


新・新人間革命 第2巻 先駆  86p

 現在の私があるのは、広宣流布の総帥であられた戸田先生が最大の苦難にあわれた時に一心に仕え抜いた福運であると確信しております。

2023/12/05 14:40


黎明 第1巻 55p

 ゛御本尊様! 大聖人様! 戸田が必ず広宣流布をいたします!

 慌てるな、焦るな。じっくりやるんだ。どうしてもやるんだ・・・・・・。

2023/12/04 17:32


黎明 第1巻 41p

 よき種は、よき苗となり、よき花が咲こう。 

 よき少年は、よき青年となる。よき青年は

 よき社会の指導者に育とう。ーこれが、彼の

 信条であった。


黎明 1巻  15p  

 戦争ほど、残酷なものはない。

 戦争ほど、悲惨なものはない。

 だが、その戦争は、まだ続いていた。愚かな指導者に、しきいれられた国民もまた、まことに哀れである。

2023/12/04 16:05


新・人間革命 新世界  114p

 伸一は、こうした一瞬一瞬の時を、決して疎かにはしなかった。戦いの勝敗もいかに一瞬の時を生かすかにかかっている。友への励ましも、逃してはならない「時がある」。彼の反応は常に素早しかった。時を外さず、いつも機敏に手を打った。

2023/12/04 16:01


新・人間革命  旭日 95p

 山本伸一の厳しい目は、日々の新聞報道などを鋭く見つめていた。

2023/12/04 15:38


新人間革命  旭日 34p

 「伸一君、ぼくは、日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は、世界の広宣流布の道を開くんだ。構想だけは、ぼくがつくっておこう。君がそれをすべて実現してくれ給え」彼は、この言葉を命に刻んだ。その日からどうやって世界広布の道を開くかを、模索し続けてきた。

2023/12/04 15:36


新・人間革命 第1巻  新世界 127p

 創価学会といっても、その本当の母体は一つ一つの地区であり、地区の姿そら自体が学会であるといっても過言ではありません。地区が誕生し、それが完璧に仕上がっていけば、その地域の広布は大きな伸展を遂げていきます。

2023/12/04 15:27


新・人間革命 第1巻 開拓者295p

 日蓮仏法の祈りは、本来゛誓願゛の唱題なんです。その、誓願の根本は広宣流布です。

2023/12/04 15:21


新・人間革命 第1巻 開拓者290p

 打ち合わせが終わったのが深夜だった。伸一の肉体の疲れは既に限界を超え、めまいさえ覚えた。しかし、バッグから便箋を取り出すと、机に向かい、ペンを走らせた。日本の同志への激励の便りであった。手紙は何通にも及んだ。

2023/12/04 15:18


 人間革命 戸田城聖 発芽  14p

 柴田の家で紹介された牧口常三郎という先生、威厳を湛えた顔が恐い、昔のの武士を見るような牧口から懇々と教えられていることを、今までにも、幾度か良人にいおうとして躊躇してきたのであったが、突然、おつやの口から牧口に教えられている言葉が飛び出した。

2023/12/04 15:12


新・人間革命 第1巻 はじめに

『新・人間革命』は、完結までに30巻を予定している。その執筆は、限りある命との時間との壮絶な闘争となるにちがいない。しかし、自身のこの世の使命を果し抜いてこそまことの人生である。かのゲーテも、ユゴーも、またトルストイも、八十歳にして、なお、生き生きと働き、信念のぺんを執り続けた。私は六十五歳であり、まだまだ若い。私も、『新・人間革命』の執筆をわが生涯の仕事と定め、後世のために、金剛なる師弟の道の「真実」をそして、日蓮大聖人の仰せのままに、「世界広宣流布」の理想を突き進む尊き仏子が織りなす栄光の大絵巻は、力の限りに書きつづってゆく決意である。正も邪も、善も悪も勝者も敗者も、厳しく映しだしながらー。戸田先生も、その生き方を、じっと見ているように思えてならない。読者の皆さまに温かいご支援を心からお願いする次第である。1993年11月3日 2023/12/04 15:05


新・新人間革命第1巻 旭日 75p

 「力さん、社会的信頼を得るために、まず大切なのは、仕事で成功することです。それが一切の基盤となる。そのために人一倍、努力するのは当然です。そして、代もぬを唱え抜いて智慧を働かせていくんです。広宣流布をわが人生の目的とし、そのために実証を示そうと、仕事の成功を祈るとき、おのずから勝利の道、福運の道が、福運の道が開かれていきます。」

2023/12/04 14:39


新・人間革命 第1巻 旭日  11p

 平和ほど幸福なものはない。

 平和ほど、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない。

2023/12/04 14:31


人間革命 戸田城聖 発芽 90p

 おつや、日蓮正宗の御本尊を、おれも拝ませていただくよ。


新・人間革命 第1巻 旭日 86p

 民衆の力ほど強いものはない。民衆の力は大地の強さに似ている。ひとたび怒りのマグマを吹き上げ、振動を開始すれば、山をも動かすエネルギーを動かすエネルギーを持っている。時代社会を変えゆく源泉は、常に民衆である事を忘れてはならない。

2023/12/04 14:02


新・人間革命 第1巻 錦秋 146P

伸一の思いは、いつも広宣流布の第一線で苦闘する同志と共にあった。いな、彼自身が最前線を駆け巡る若き闘将であったといってよい。

2023/12/04 13:52


新人間革命 第1巻 旭日 34p

 伸一は六年前の1954年(昭和29年)の夏、恩師戸田城聖とともに、戸田のふるさとである厚田の浜辺にたった日のことを思い起こした。日本海に沈む真っ赤な夕日を見ながら、戸田は語っていた。

 「伸一君、ぼくは、日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は、世界の広宣流布の道を開くんだ。構想だけは、ぼくがつくっておこう。君が、それをすべて実現してくれ給え」

 彼は、この言葉を命に刻んだ。その日から、どうやって世界広布の道をひらくかを、模索し続けてきた。

2014.10.17


新 人間革命 第14巻 172p

「私は、これからも、書きまくっていきます。連載小説だけでなく、゛各からの原稿依頼もかなりの数になります。三九度近い熱が続いて時もありました。しかし、ここでやめるわけにはいかない❗️゛書かずしてなるものか❗️゛との一念で、ペンをとり続けましたそして、そいうう時こそ、たくさんの読者から、感銘を受けたとの、大反響がありました。『文は人なり』といわれますが、それは、『文は生命』であり、『文は魂』でありまた、『文は境涯』であるということです。文には、生命がすべて、投影されます。したがって、苦労して、苦労して、苦労し抜いて、迸る時情熱で、炎のように燃え上がる生命でつづった文は、人々の心を打つんです。話をする場合も同じです。必死さ、真剣さが、その魂の叫びが、情熱の訴えが、人の心を揺さぶるんです。大事なことは、民衆の心をつかむことです」

2022*7*7


扉を開く 池田先生の対話録Ⅲ ハーバード大学名誉教授 ジョンモンゴメリー博士 2020.9.26

「私の人生における最大の出来事は、池田会長とお会いしたことです。世界の平和と人権のために、手を携えて共に進みたい」

2020/09/27 9:21


第1巻 142p

上大崎にある日本正学館の事務所は、ささやかではあったが、別世界のように明るく活気を呈していた。戸田が現れると、なんともいえない安心感が、事務所の人々の顔に表れた。外は嵐である。だが、狭い事務所にある間は、彼らは吹きすさぶ風雨を忘れていた。家庭や街頭などより、どこよりも楽しい、居心地によい職場であった。

2022、7、7


新・人間革命 第2巻 錬磨163p

 六年前、この防波堤をあるきながら、かれは戸田の伝記ともいうべき、続『人間革命』の執筆を決意したのである。できることなら、たった一人で厚田を訪れ、海を眺められながら恩師をしのびたいと思ったが、今の彼にはそれさえも許されなかった。

「伸一君、僕は日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は世界の広宣流布の道を開くんだ・・・・・」

「先生! 東洋広布」は伸一が致します!世界の広宣流布の金の橋を、必ず架けます!」これがこの時、厚田を訪れたのも、戸田の故郷のこの海に立って、その報告をしたかったからである。

2021/05/02 9:48


人間革命 第1巻 再建 80p

 戸田は。、十九歳の冬に初めて上京し、終生の師となる牧口常三郎に会った。

2021/02/19 17:38


新・人間革命 第2巻 錬磨146P

 時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からず事。昭和18年六月、法主立ち会いのもとに「学会も一応、神札を受けるようにしてはどうか」と言い出したのである。しかし、牧口は「神札を受けるようにしてはどうか」との、宗門の要請を決然と拒否したのである。「時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からず事」との遺かい置文の御精神のうえから、彼は「神札は絶対に受けません」と答えたのだ。

 牧口は、戸田に語っている。「私が嘆くのは、一宗が滅びることではない、一国がみすみす亡び去ることだ。宗祖大聖人の悲しみを、私はひたすら恐れるのだ。今こそ、国家諫暁の時ではないか。いったい、何を恐れているのだろう」

 ところが、軍部政府をひたすら恐れる法主には、国家諫暁など思いもよらなかったにちがいない。そして、その直後七月六日、牧口戸田をはじめとするっかいの幹部が、次々と逮捕されていったのである。大法難が学会を襲ったのだ。牧口の一門が逮捕されると、宗門は、慌てて学会を信徒から除名し、登山禁止とした。関わりを恐れてのことである。

 まさに「貫首」自らの手で、正法正義はねじ曲げられ、大白法は滅せんとしたのだ。だが正法護持の勇者・創価学会によって、大聖人の信心の血脈が保たれたのである。

 山本伸一は、「貫首」でありながら正法に背き、我見の邪説を立てる人間が出ることを既に日興上人が予見されていたと思うと深い感慨にとらわれた。未来もまた同じ事態が起こるかも知れないことを憂慮した。しかし、この日の講義では多くは語らなかった。

2021/02/19 17:31


新・人間革命 第2巻 錬磨143P

 山本伸一の声に、一段と力がこもった。「戸田先生は、敗戦の焼け野原い立たれると、だだ一人、広宣流布を決意された。その胸には、地涌の菩薩の使命の火が、赤々と燃えていたのであります。

 そして、七十五万世帯の大願を立てれれ、会長就任後、七年を待たずして、それが成就された。これによって、広宣流布は初めて現実のものとなった。大聖人以来七百年、未聞の広宣流布の扉が、戸田先生の手によって、学会によって開かれたのです。

 日興上人のこの御遺誡を現実に実践してきたのは、創価学会だけではありませんか!

2021.2.19


新・人間革命 第2巻 錬磨137P

 戸田は命の尽きる間際まで、広宣流布の精神を、直弟子の伸一に伝えようとした。

2021/02/18 15:44


新・人間革命 第2巻 先駆 86P

 伸一は、戸田の七回忌を大勝利で飾り、やがて、その原稿の筆を起こすのは、この沖縄の天地が最もふさわしいのではないかと、ふと思った。

2021/02/18 15:41


新・人間革命 第2巻 先駆 86P

 伸一は、戸田の七回忌を大勝利で飾り、やがて、その原稿の筆を起こすのは、この沖縄の天地が最もふさわしいのではないかと、ふと思った。

2021/02/18 15:41


新・人間革命 第2巻 先駆 36P

 現在の私があるのは、広宣流布の総帥であられた戸田先生が最大の苦難にあわれた時に、一心に仕え抜いた福運であると確信しております。

2021/02/18 13:53


人間革命 第1巻 黎明 47p

 彼は、仏壇の前に座って御本尊に向かいひれ伏して動かなかった。

2021/02/18 13:44


人間革命 第1巻 黎明 41p

 よき種は、よき苗となり、よき花が咲こう。

よき少年は、よき青年となる。良き青年は

よき社会の指導者と育とう。ーこれが、彼の信条であった。

2021/02/18 13:42


人間革命 第1巻 黎明 15p

戦争ほど残酷なものはない。

戦争ほど悲惨なものはない。

だが、その戦争はまだ、つづいていた。

愚かな指導者に、率いられた国民もまた、まことに哀れである。

2021/02/18 13:36


新・人間革命』第1巻 旭日 114P

 伸一は、こうした一瞬一瞬の時を、決して疎かにはしなかった。戦いの勝敗も、いかに一瞬の時を生かすかにかかっている。友への励ましも、逃してはならない「時」がある。

 彼の反応は常に素早かった。時を外さずいつも機敏に手を打った。


新・人間革命』第1巻 旭日 95P

 山本伸一の厳しい目は、日々の新聞報道などを鋭く見つめていた。

2021/02/18 13:10


新・人間革命』第1巻 旭日 34P 

「伸一君、ぼくは、日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は、世界の広宣流布の道を開くんだ。構想だけは、ぼくがつくっておこう。君が、それをすべて実現してくれ給え」彼は、この言葉を命に刻んだ。その日から、どうやって世界広布の道を開くかを、模索し続けてきた。

2021/02/18 10:48